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各科のご案内

肛門科

科のご紹介

医師紹介

氏名 鈴木 卓 役職 副院長
学歴 京都大学 昭和49年卒 専門 肝・胆・膵外科を中心とした消化器外科一般
学会
資格
所属学会 資格
日本外科学会 指導医・専門医
日本消化器外科学会 指導医・認定医
日本臨床外科学会  
日本内視鏡外科学会  
氏名 川島 市郎 役職  
学歴 福井大学 昭和62年卒 専門 大腸・肛門病を中心とした消化器外科一般
学会
資格
所属学会 資格
日本外科学会 専門医
氏名 野口 耕右 役職 外科医長
学歴 滋賀医科大学 平成16年卒 専門 消化器外科一般
学会
資格
所属学会 資格
日本外科学会 専門医
日本救急医学会  
日本消化器病学会  
日本消化器内視鏡学会  
日本消化器外科学会  
氏名 鳥取 洋昭 役職  
学歴 愛媛大学 平成17年卒 専門 外科全般
学会
資格
所属学会 資格
日本外科学会  
日本静脈経腸栄養学会   
日本消化器外科学会  
氏名 深田 唯史 役職  
学歴 香川大学 平成19年卒 専門 外科全般・後期研修医
学会
資格
所属学会 資格
日本静脈経腸栄養学会   
日本外科学会  

 

概要・治療方針

いぼ痔

切らずに治すALTA療法(ジオン注)

「痔(じ)」は軽い人も含めると、日本人の3人に1人がかかるといわれています。

命にはかかわらず、恥ずかしさのため放置されてしまいがちですが、トイレのたびに血がついたり、でっぱりが気になったりと生活の質を大きく落とすこともあります。

痔の治療は、「痛い」「時間がかかるので仕事が休めない、長期入院ができない」などとお考えではないですか?

そんなあなたに外科・肛門科から良いお知らせ、切らずに治す治療ALTA(アルタ)療法(ジオン注)を始めました。

 

中国うまれの注射治療薬「ジオン注」

ジオン注は中国で1970年代から使われていた注射薬「消痔霊」の添加物を一部変更した薬で、主成分は硫酸アルミニウムカリウムとタンニン酸(ALTA)です。

ジオン注射薬を肛門に注射することで早期に肛門への血流を減少させ出血症状を改善させるとともに、注射された部位の繊維化を起こし痔核のはれ・脱出を抑えます。

 

治療対象となるのは?

このうち過半数を占めるのが痔核です。直腸側(肛門の奥)にできる内痔核と肛門側(肛門の外)にできる外痔核があります。内痔核がひどくなると痔核が肛門から飛び出す脱肛となり、今までは切除手術治療が必要とされていました。

ところがALTA療法(ジオン注)の登場により、この「脱出を伴う内痔核」を切らずに注射することで治すことができるようになりました。なお、外痔核・裂肛・痔ろうは対象となりません。

 

切除手術治療との違い・特徴は?

 

ALTA療法(ジオン注)の実際は?

まず、局所麻酔をして肛門の筋肉の緊張を十分にとります。その上で1つの痔核に対してジオン注を4カ所注射します(4段階注射法)。

20分程度で治療は終了です。注射後の下腹部の重苦しい感じ、一過性の発熱などがないかを見るために1~2日間の入院で行っています。食事・ 内服薬などは当日も含めいつもどおりで行います。排便は翌日から可能です。費用は(国保本人3割負担で)1泊2日で約3万円となります。

 

治療は専門医で

期待の治療薬ジオン注は2005年4月に日本でも保険適応され、治療が開始されました。

4段階注射法という高度な注射技術と知識が必要とされるため、講習を受け、手技を習得した医師しか治療を行えません。

 

痔の御三家

(1) いぼ痔(内外痔核、脱肛、皮膚痔)

過半数を占める最も多いタイプ。直腸側(肛門の奥)にできたものを内痔核、肛門側(肛門の外)にできたものを外痔核と呼びます。
内痔核:主に排便時のいきみによって おしりの血行が悪くなり、血管の一部がこぶ状にはれたときに出血します。肛門の奥には痛みの神経がありませんので痛まないことが多いです。さらに、はれを 支える粘膜がゆるくなって飛び出てきます。排便時にはいぼとして突出を触れることがあります。切らずに治すALTA(アルタ)治療(ジオン注)の適応とな ります。さらに進むと排便時のみならずいつも出たままになることがありいぼ痔としては最もすすんだ段階です。
外痔核:原因は同じですが、特に血栓という血の塊を含んだものでは激しく痛むことがあります。

 

(2) 切れ痔(裂肛)

排便時に痛い、血が紙につく肛門の出口付近が切れて起こります。便秘により硬い便が通過することにより起こることもあります。排便が痛くて怖くなり、より便秘がすすむという悪循環に陥り悪化します。放っておくと潰瘍形成し肛門が狭くなる原因となります。

 

(3) あな痔(痔ろう)

下着に黄汁がつく、あたると痛い。下痢などが原因で肛門のくぼみの中に細菌が入り込んで感染し、化膿してしまうことがあります。うみのたまりが痛み出し、 やがて肛門に穴が開き肛門の外へうみが出てきます。若い方では全身疾患の一症状であることや、10年以上放置することでがん化することがまれにあるとされ ています。

 

日常生活で気をつけること

最も多い痔核の原因は肛門の近くの毛細血管がうっ血することで起こります。おしりに負担をかけないような生活習慣が重要となります。

 

最後に

痔の症状は出血、痛み、はれ、かゆみ、便が下着につく、うみが出るなど様々です。

最後に注意しておいていただきたいのは、痔の症状と「大腸がん」の症状が非常に似ているということです。がんだから痛みが出ると思いがちですが、治療が可能な大腸がんはほとんど痛みません。早期がんといわれるものはほぼ100%痛みがないのです。

痔だと思って排便時に出血しているのを放っておいて、病院を訪れた時には手遅れの状態、人工肛門が必要な状態という方が後を絶ちません。

大腸がんは非常に治りやすいがんです。早期で見つかった方は、カメラでの治療も可能です。私達は、大腸がんで命を落とすような方がいなくなるように、大腸がん検診をお勧めしています。

痔の症状でお悩みの方にはぜひともお気軽にご相談いただけますようにと考えております。脱出を伴う内痔核(排便時に出てくる、あるいは普段から出たままになっているようないぼ痔)でお悩みの方は一度ご相談ください。

 

詳細は下記ホームページを参照ください。
内痔核治療法研究会 http://www.zinjection.net/index.html